テレパシー

荒れ果てたこの星は飽きたから宇宙の先に行ってみたくて何億光年先で一人僕と同じテレパシー感じて君はとち狂ってた僕は勝手に嬉しくなっちゃって錆びた毎日の中君からの電波だけを頼りに自分の命繋いでいたそんな僕らの関係はあまりに適当であやふやでいつ…

夕暮れに置いていかないで

ねぇ、いつからだろう私の時間だけ夕暮れで時は止まってままねぇ、あなたはもう行ってしまうの私は夕暮れに置き去り世界は暗くて寒い夜が来てそしてまた日が昇るもう耐えられないの太陽が世界の大地をいろんな色に染め上げる決められたように繰り返すでも私…

変化

人々は地面に根を張り狂った季節は僕を疎外する僕だけ変われなかった何もかも過去に置き去りにしてきたそして皆んなは去っていく何事もなく変化していく街も人もこの世界も季節も空も大地も僕には何も無くて内側も外側も、何も無くてひたすらに何もかも怖く…

僕の存在価値

あのね 海に溺れてる子犬を拾ったのそしたら いろんな人を傷つけてたきっとそれが 僕の存在価値何回転生したって 僕は変わらない死ぬためだけに この世に生殖されるきっとそれが 僕の存在価値ピリオドを打ちたいそんなことは許されない悪い夢は終わることを…

作品の中の好きな言葉③

だんだん分かってきたのさ見えない場所で作られた波に削り取られていく命が歩き出せクローバー/スピッツきっと僕ら導かれるままには生きてゆけない君が思い出になる前に/スピッツらしくない自分になりたい1987→/スピッツ骨の髄まで愛してよ僕に傷ついてよ惑…

秘密の花園

ここはね、秘密の花園。黄昏時に現れる幻のような場所。君もここにいるって事は…そういう事なんだね。ここは、大人は見つける事が出来ない。子供も見つける事が出来ない。僕たちみたいな、そう…どっちにも属する事が出来ない人が行くことが出来るんだ。きっ…

桜の花びら 君の色

灰色のガラクタの街に1枚の桜の花びらが舞い降りた今日も僕たちは生きて死んで繰り返す桜は再び眠りに着く輪廻を渡る蝶々一本の道が揺らぐ自転車は自転を繰り返す季節も一緒に自転を繰り返す今日も自転車を漕いでいくよ繰り返した果てに君が待っていればいい…

キュア キュア ベイベ

朝 いつものように 目が覚めた冷たい壁広がる ルーティンああ 今日も生き延びてしまったんだただひたすらに暇が怖いのさ常に心が空っぽなの重症の領域に達した妄想にも飽きた神さま 僕の生きる意味 教えてください虐められていた頃の方が良かったまだ暖かか…

デンジェラス世界

白い壁に 僕の血で描いたデンジェラス世界あの頃はまだ 大丈夫だと心のどこかで思ってたんだバカみたいだよね女の子が叫んでる女の子が泣いている雑音の中で感じとった君のテレパシーぐちゃぐちゃになってる君のところへ僕は走っていく世界を恨んじゃいない…

わたぐも

くじらさんも イルカさんも 龍さんも生まれては 崩れて消えるそしてまた違う生き物に生まれ変わるそれを繰り返すおおきなわたぐも一瞬のいのち果てしない空を渡り 繰り返す永遠の輪廻

世の中が揺れ動いているんだ一つ一つの器が大きな歯車を動かしそして狂わしていくあなたの拒絶がやがて大きなものを生み出し動かし壊され破滅するでも自分自身を傷つけてたら世界はきっと自殺波動で蠢く彼方此方で自殺の波動が揺らぐ何処に行っても正解は存…

私は濡れたコンクリートの上水で蛍光灯の光が反射するコンクリートの上そこに立っている存在していることのおぞましさを感じている一歩外に出るとそこは私の身体全てが冷たい空気と触れ合う指先まで、空気が触れている冷たい粒子の羅列が自分の肌と触れ合う…

共犯

僕は君の身体に傷をつけた沢山の傷をつけた時君はにっこり笑って力無く「共犯だから」というそれを聞いて僕はいつもゾクっとするまた何度でも虐めたくなる自分がいる全部君が悪いんだカッターナイフで君の身体に傷を切り刻んでる時ひたすら苦しそうに涙を流…

僕の身体

不自然に綺麗に並ぶ僕の腕の傷跡今日も彼に会うんだから身だしなみはちゃんとしなきゃ、ね君を求めれば求めるほど腕の傷跡は増えていくよ「i miss you」心と腕に刻みつけるんだ君は僕を優しく嗜んでそして冷たく突き放すそんな彼に僕は虜になる嫌われたくな…

オレンジ

「死にたかったの?」私は彼にそう尋ねた。「違うよ。」彼は、少し考えてからそう言った。「なんだ、私と一緒かと思った、でも私も、死にたくて腕切ってるわけじゃない、かもしれない。」私は頭の中で色々考えながら答えた。「でも、私とあなたは違いそうね…

手当たり次第人を殺そうと思った。笑顔で、殺そうと思った。つまらない毎日、生きる希望も見つからない。僕は、こんな毎日に老けてたんだ。失踪事件、テロ事件、殺人事件、めくるめく起こる政。泣きわめく街の中1人、僕は佇んでいた。くだらない、とわきまえ…

あの時の君の顔を忘れないどこかずっと遠い遥向こう側を見ているように感じた君という存在が不思議でならなかった桜の花びらに霞む君の横顔を見てどこか、僕には踏み込めないようなところに君はいるのだと思ったきっと僕には理解できない生きてるうちには少…

なんとなく死にたい

死にたい。死にたい。死にたい。ポツンと出た言葉。し に た いそう口はたわいもなく描く。なぜ。なぜ?理由はない。ただ、漠然と死にたいのだ。生きる理由も死ぬ理由も見つからない。見つかったとしても、生きることも死ぬこともできない。生きてるか死んで…

作品の中の好きな言葉②

○○の時代だから売れたんだとか、後づけで売れた理由を説明することは無意味です。ホンモノだから売れたんです。原作も漫画版も、80年前でも売れたし、今でもどの時代でも売れます。みんなただ、普遍的で本質的なものが読みたいだけです。Yahoo!記事君を不幸…

ボク

何も聞こえないわけじゃない。ただ、確かなものは何も聞こえない。聞こえないのだ。導いてくれなくてもいい。意味がなくていい。きっとそこにあるだけでいい。モノクロの雑音とモノクロの世界。何も分からない。人間と景色の区別も付かない。有機物と無機物…

夜景

夜の景色を見ようとした。でも、部屋が明るくて、何も見えなかった。窓ガラスに自分の姿が反射する。嫌気がさしたので、僕は、その姿に殴りかかった。窓ガラスの破片が宙を舞って、僕は血まみれになった。弱気な僕は、自分を殺すことなんて出来なかった。ガ…

真夏のスイカ

もう好きじゃなくなったラムネジュースしょっぱくしみる真夏のスイカまるで、昨日のことみたいだ届かなくなった君の声青い青い空の向こう側泣きたくなったら泣けばいいでも今はなぜだか、泣けないんだどうして、どうして脳の隅っこの、夏の風景削り取られて…

私はヒーロー

地球を救うため私は私を殺すのそしたら、みんなのヒーローになれるでしょ認めてもらえるの最高なハッピーエンドさお父さん、お母さん今日も私のために大好きなお肉と手料理をありがとうでもね、もう充分すぎるの、私にはだってね、私はもう、何でもないから…

カミソリ雨

いつからだろう神様なんていないと口にしてしまったのは奇跡などないと思い込み始めてしまったのは朝日が昇ったらゴミ置場のゴミ袋を漁って使えそうな装備を搔き集める此れから旅に出ようギリギリの自分護るため飢えた幼虫に侵食される前に大量のカミソリの…

何も知らない

学校の屋上からビー玉をばら撒いたそれは輝く星屑のように太陽に反射したゲームは終わりにしましょそろそろ夜がくるから夜になると恐ろしい魔物が息をする1人で描いていた大きな空にたくさんの星いつか届くかもしれないとずっと夢見ていた私はまだ大人になれ…

黄昏時

黄昏時…それは禁断の果実のような赤くて生々しくて、まるで魔法みたいな時間大人になれない少年少女は、お互い確かめ合うように身体を寄せ合う歪んだその世界では、何をしても許される太陽が沈むまでは…本当は、早くその空間から抜け出さなくてはならないそ…

作品の中の僕の好きな言葉

明日に真っ向から踏み出す朝を迎えるその時は隣にいるのは君がいいあて先はないけど縁が切れてなければ届くと思う手紙今なら書ける気がしたから「明けない夜の過ごしかた」常識超えたところに世界の真理がある「チルノのパーフェクト算数教室」普通やなくて…

魔法の薬

恋は悪魔のおまじないそれは 魔法のように気づかないうちにかかって そして消えていく呪い何も痛くない辛くない苦しくないだから 何処まででも行けちゃうの何処までも何処までも 空の向こうの彼方まで行ける、気がするの解けた瞬間 気づくこんなところ あん…

好きになること

何かを好きになる、誰かを好きになるって病気という部屋と薄い壁一枚の隣同士の部屋なのかもしれないそのくらいスレスレのところで生きてる理性が効かなくなる気持ちを抑えられなくなる自分が自分で無くなるもはや、自分なんかどうでも良くなる死ぬ、という…

小さい器

これは、神様から授かった、ガラスの器有り難く大切にしていたけれどそのうち、その器の小ささに気づかざる終えなくなったあまりに小さいのでその器からみるみる色んなものが溢れ出るいいなあの子の器は大きくて頑丈であの大きさだったら全てのものを受け入…