2017-07-22 何も知らない 学校の屋上からビー玉をばら撒いたそれは輝く星屑のように太陽に反射したゲームは終わりにしましょそろそろ夜がくるから夜になると恐ろしい魔物が息をする1人で描いていた大きな空にたくさんの星いつか届くかもしれないとずっと夢見ていた私はまだ大人になれなかった地上から宙吊りになったままその糸は切れないまま私は夕暮れを彷徨うの大きい世界は知らないの小さい世界も知らないの蟻が何かに潰された時のドス黒い体も星が破壊された時に飛び散った小さなカケラも何も知らないまま大きくなるの