2018-01-01から1年間の記事一覧

共犯

僕は君の身体に傷をつけた沢山の傷をつけた時君はにっこり笑って力無く「共犯だから」というそれを聞いて僕はいつもゾクっとするまた何度でも虐めたくなる自分がいる全部君が悪いんだカッターナイフで君の身体に傷を切り刻んでる時ひたすら苦しそうに涙を流…

僕の身体

不自然に綺麗に並ぶ僕の腕の傷跡今日も彼に会うんだから身だしなみはちゃんとしなきゃ、ね君を求めれば求めるほど腕の傷跡は増えていくよ「i miss you」心と腕に刻みつけるんだ君は僕を優しく嗜んでそして冷たく突き放すそんな彼に僕は虜になる嫌われたくな…

オレンジ

「死にたかったの?」私は彼にそう尋ねた。「違うよ。」彼は、少し考えてからそう言った。「なんだ、私と一緒かと思った、でも私も、死にたくて腕切ってるわけじゃない、かもしれない。」私は頭の中で色々考えながら答えた。「でも、私とあなたは違いそうね…

手当たり次第人を殺そうと思った。笑顔で、殺そうと思った。つまらない毎日、生きる希望も見つからない。僕は、こんな毎日に老けてたんだ。失踪事件、テロ事件、殺人事件、めくるめく起こる政。泣きわめく街の中1人、僕は佇んでいた。くだらない、とわきまえ…

あの時の君の顔を忘れないどこかずっと遠い遥向こう側を見ているように感じた君という存在が不思議でならなかった桜の花びらに霞む君の横顔を見てどこか、僕には踏み込めないようなところに君はいるのだと思ったきっと僕には理解できない生きてるうちには少…

なんとなく死にたい

死にたい。死にたい。死にたい。ポツンと出た言葉。し に た いそう口はたわいもなく描く。なぜ。なぜ?理由はない。ただ、漠然と死にたいのだ。生きる理由も死ぬ理由も見つからない。見つかったとしても、生きることも死ぬこともできない。生きてるか死んで…

作品の中の好きな言葉②

○○の時代だから売れたんだとか、後づけで売れた理由を説明することは無意味です。ホンモノだから売れたんです。原作も漫画版も、80年前でも売れたし、今でもどの時代でも売れます。みんなただ、普遍的で本質的なものが読みたいだけです。Yahoo!記事君を不幸…